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  • こどもに放射線が影響しないか心配しているお母さん方へ、6月8日(水曜日)に「集まり」があります。
    どこまでも限りなく (06/04)
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mukasa
「人とみどりを守る」「市役所、おおそうじ」をキャッチコピーに活動している武笠紀子(むかさのりこ)です。
むかさ紀子的<ここがおかしい>をブログで綴ります。

  …人とみどりを守るためにこそ、税金を使って欲しい。
  …我が家の掃除は苦手。でも市役所のおおそうじは、わたしの使命なんだ
おそうじおばさん
東海第二原発は大地震で被災した、40年経つ老朽原発!20年延長はあり得ない。
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★40年の老朽東海第二原発の再稼働に抗議行動!!

原子力規制委員会は、9月26日東海第二原発の原子炉設置変更許可に対し原子炉新規制基準に適合すると認可しました。
トンでもない話です。可燃ケーブルから難燃ケーブルへと変えることを決めた新規制基準を、原子力規制委員会が、自ら放棄したのです。可燃ケーブルを上から不燃物で覆えば良しとするというのです。不燃物の中でケーブルが発火したら緊急事態を招きます。外部電源が失われる可能性を否定できないのです。『世界一厳しい規制基準』と言い募る安倍総理に、この杜撰な規制崩しを説明してもらいたいと思います。
原子力規制委員会では、これから、工事計画認可、原子炉稼動20年延長許可と審議が続きます。首都圏(三千万人が住む)唯一の原発である『東海第二原発』の再稼働を止めるための行動は続きます。
東海第二原発を稼動させようとする「(株)日本原子力発電」に対し再稼働反対!原子炉即廃炉!の声を上げていきましょう!

日時:10月3日(水)17:00〜17:45
場所:日本原電本店前
(都営地下鉄新宿線小川町駅下車B6出口2分)(東京メトロ丸の内線淡路町下車B6出口2分)(東京メトロ千代田線新御茶ノ水下車出口B62分)
   
共催:『とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会 』『再稼働阻止全国ネットワーク』

★同日、続いての行動!!
月一回(原則第一水曜日)で、すでに60回を越えました。東京電力本店への抗議です。

◆東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

◆東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
 
◆原発事故避難者の住居を奪うな!
 
◆放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

【第61回東京電力本店合同抗議のご案内】

日時:10月3日(水)18時30分より19時45分頃まで

場所:東京電力本店前  

*当日の天気予報は、「曇り」です。
*東電への「申し入れ行動」を行いますので、 希望される方は「申し入れ書」を、ご持参願います。
*プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 04:15 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
泊原発動いていなくて良かった!北海道電力はブラックアウトの原因を明らかにするべきだ。
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北海道 大地震で被害に合われた皆さまにお見舞い申し上げます。
先月9月6日に発生した震度7の北海道胆振東部大地震で、北海道全域が停電しました。日本では起こらないと言われていた『ブラックアウト』でした。
泊原発が止まっていて本当に良かった。壊れたのが、原発でなく火力でホッとしました。
原因は、北海道の電力の半分以上を供給していた苫東厚真火力発電所が大地震の揺れで壊れたことがきっかけだとか。北海道電力によると、電気の周波数のバランスが崩れ、他の発電所も壊れそうになったため全部の発電所を停止したとのことですが、まだ本当の理由は明らかにされていせん。
北海道全域の電気が停止したため、地震(泊村は震度2)の被害は全くなかったにも関わらず、外部電源喪失(3系統6回線)が起きてしまった『泊原発』では、非常用発電機(6台)での緊急対応が行われました。泊原発は、現在停止(6年以上)していますが、保管されている核燃料(使用済み&使用可能合わせて1527体)はプールで冷却しておかなければメルトダウンを起こすのですから、大変な緊急事態だったのです。北海道電力は急いで水力発電所を動かし、先ず泊原発の外部電源を復旧させました。泊村の住民の数より多い(と感じられるらしい)街灯がきらきらと輝いていたのが、向かいの停電中で真っ暗な岩内町(岩内町会議員、佐藤英行さんからの情報)から見えたそうです。
約10時間後の6日午後1時頃には、泊原発の全ての外部電源が復旧。その間、大気中の放射線量を測るモニタリングポストの一部(12ヶ所)が停電のために停止しましたが、動いていたモニタリングポストでは放射能の異常値は確認されていません。良かったです。
その後、北海道電力は火力および水力発電所を次々と再稼働させて、次の日には中心都市を、3日後にはほとんどの地域で復旧しました。しかし、壊れた苫東厚真火力発電所はしばらくの間、再稼働できず、電気の供給量が足らないという理由で、北海道全域に20%の節電が求められました。
この『全道ブラックアウト』と『節電キャンペーン』により、世間には、泊原発が動いていないために、電力が足らないのだ(一部インターネット上でそのような意見が飛び交っていました)という印象を与えました。実際は泊原発が止まっていたため、緊急停止も起こらず、核燃料プールの冷却もスムーズに行われたのです。泊原発再稼働中にブラックアウトが起きたのならば原子炉緊急停止などの非常事態が起こったかもしれないのです。
泊原発の再稼働のために、ブラックアウトを利用して、電力不足をアピールしたのではないかと疑われています。

以下のHPで、北海道電力は電源設備データを公表中。
http://www.hepco.co.jp/corporate/company/ele_power.html

このデータによれば、北海道電力の総発電設備能力は、約781万キロワット。苫東厚真火力発電所(165万キロワット)と泊原子力発電所(207万キロワット)を除いて、現存発電設備能力は、合わせて約409万キロワットだと発表されています。
読売新聞の報道では、9月11日現在での北海道電力の想定発電能力は222万キロワットだったとのこと。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180911-OYT1T50125.html
さらに、9月14日時点では、水力発電所40万キロワットが再稼働されたため、262万キロワットとなり、北海道電力の現存する409万キロワットの発電能力にたいして、利用率は64%でした。発電能力を過小に評価して電力不足としたのか?電力不足解消を急がなかったのか? 北海道電力が発表しているデータからも、今回の『北海道の電力不足』は、「つくられた電力不足キャンペーン」であるかもしれないと思われるのです。そして、NHKを始めとするマスコミは、北海道電力の公表しているデータの確認もせずに、経産大臣の言うままに『20%節電キャンペーン』を報道し続けました。
『節電』することは、地球環境のために大変良いことではあります。しかし、今回のブラックアウトと電力不足を引き合いに出して、泊原発の再稼働を求めるような、読売新聞の社説「東日本大震災後に停止された泊原子力発電所の3基が稼働すれば、供給力は200万キロ・ワットを超える。原発が稼働していないことで、電力の安定供給が疎かになっている現状を直視すべきだ」という記事は、泊原発は原子力新規制基準を満たしてないから審査を通らないという厳然たる事実を知っているのですから、再稼働推進のための報道だと思えるのです。
そして、泊原発が停止していたので、放射能過酷事故が起きなくて良かったというのが、二度と原発過酷事故を起こしたくない、私たちの理解ですが、大手マスコミの報道に、ほとんどこの視点が無かったのが問題だと思います。
以下のHPに「平成30年北海道胆振東部地震」についての6日、7日の報道がまとめられています。よろしかったらご覧ください。
 http://jishinga.com/tokushuu/IBURI/main.html
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 03:33 | - | comments(0) | trackbacks(0) |