森田知事候補の子どもたちへのメッセージは、千葉県版「教育勅語」?
2017.03.23 Thursday
千葉県知事選挙運動期間、あと少し、チラシ配りにがんばってます。
森田候補(森田知事名)のメッセージがあります。 千葉県内の小中学校(近くの小中学校で確認)、たぶん高校にも配られて、学校に貼り出されています。学校の先生をされている方、学校に出入りされている方なら目にしていると思います。一昨年の秋に配られたのだと思います。
写真の「千葉の未来を担う子どもたちへ」は、今注目されている「教育勅語」と同じだという意見がありますが、確かに、ここには「期待される子ども」像について書かれています。「期待される子ども」になるように「私たちは全力で応援していきます」ということです。「期待される子ども」にならなければ、応援しないというのでしょうか?現実の、ありのままの子どもたち、様々な問題を抱えた子どもたち、厳しい境遇におかれた子どもたち、まともに教育が受けられない子どもたち等について、「応援する」というのとは違うのです。
ここで言う「私たち」とは誰のことか不明ですが、「千葉県」というなら、教育予算を削って(一人当り全国45位)おいて「全力で応援」は大ウソです。森田候補とその仲間たちということなら、「自分たちの言うことを聞く子どもたち」を応援するということになります。
塚本幼稚園で暗唱され、 稲田防衛大臣が誉めた「教育勅語」の内容につながると思います。森田知事の意向を受けて、県立中高一貫校において、育鵬社の歴史教科書を採用した千葉県教育委員会です。森田候補は、千葉県の教育の面では最悪な人だと言う証拠ですが、人には、説明しにくいです。
また、浦安市長だった松崎候補は教育の内容には全く触れずに、選挙公報にも、トイレの問題(洋式化が遅れていること)だけアピールしてます。教育の内容的には森田候補と同じでしょう。松崎候補は、教育予算を箱ものに使うのでしょうか。それでなくても、道路整備で千葉県を浮上させると言ってますから、民生費より土木費の「土建政治」の再来になりそうです。
全ての子どもたちが、希望する教育を受けられるように支援する「千葉県」になってほしいので、みんなで選挙にいきましょう。
投票率が低いと、またまた、知名度だけの働かない、教育勅語好きの知事になってしまうでしょう。子どもたちのことを考えない、知事はもうたくさんです。他の県の人に聞かれたら恥ずかしい知事はモー嫌です。