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  • こどもに放射線が影響しないか心配しているお母さん方へ、6月8日(水曜日)に「集まり」があります。
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「人とみどりを守る」「市役所、おおそうじ」をキャッチコピーに活動している武笠紀子(むかさのりこ)です。
むかさ紀子的<ここがおかしい>をブログで綴ります。

  …人とみどりを守るためにこそ、税金を使って欲しい。
  …我が家の掃除は苦手。でも市役所のおおそうじは、わたしの使命なんだ
おそうじおばさん
「秘密保護法案」を廃案にするためにできることが三つある。諦めずに、自分にできることをやりましょう。
呆れるばかりの安倍政権です。自民党と公明党には、ばちが当たる気がします。そしてこの法案の背後に、何が恐ろしい事実が隠されているような気がしてゾクゾクします。

転送します。

---
【「秘密保護法案」を葬るために、悪らつ与党とガチンコ勝負へ!】

東京の杉原浩司(「何が秘密?それが秘密」法に反対するネットワーク/緑の党・脱原発担当)です。


[転送・転載歓迎/重複失礼]


与党とみんなの党が、問答無用の強行採決による衆議院通過を強行した「秘密保護法案」。27日午前、与党は強引に参議院本会議での審議入りを強行しました。そして、自公の幹事長が会談し、法案を最優先で会期内に成立させることを確認しました。

秘密法案、6日までの成立確認 自公幹部が会談
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013112701001066.html

さらに、参議院の国家安全保障に関する特別委員会は、午後の理事懇談会で審議日程や委員会運営を協議。法案に反対し慎重審議を求める野党側は、芝博一理事(民主)らが、この法案を本来管轄し責任ある答弁を行うべき菅義偉官房長官を答弁者に加えるよう、強く求めました。

しかし、与党はこの当たり前の要求に対して、「その都度判断すべきだ」とかたくなに拒否。自民党の佐藤正久理事が一方的に、明日28日(木)午後13時から5時間の委員会質疑を提案し、中川雅治委員長(自民)が提案通りに職権で委員会をセットしてしまいました。野党はこれに強く抗議し、理事懇は紛糾、決裂状態となりました。27日夜の時点で、与党側は質疑者名を明らかにしたものの、抵抗する野党は質疑者名を通告していません。

秘密保護法案 委員長職権で審議入り
(11月27日 18時10分、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131127/k10013387621000.html

秘密法案、28日実質審議入り 参院、「知る権利」攻防再び
(11月27日、共同)
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013112701001929.html

政府与党は、「12月6日の国会会期末ぎりぎりに成立させる日程を想定している」(27日、共同)と報じられています。28日(木)以降、会期末までに審議に当てられる日数はわずか7日間。ちなみに、衆議院特別委での「秘密法案」審議は、政府質疑が34.5時間、2回の参考人質疑と福島での地方公聴会を合わせて、約44時間です。国会の慣習で、参議院は衆議院の7掛け(7割)という相場があるそうです。例えば、参考人質疑を1回に減らし、公聴会を開かず、連日フルに質疑を入れたとして、12月6日の会期末までの成立が本当にギリギリです。政府与党にとっては、まさに「一日も無駄にできない」(参院自民関係者/27日、時事)状況です。

衆議院の教訓を踏まえるなら、「良識の府」「熟議の府」であるはずの参議院の特別委員会は、決して強行採決を行わないこと、そして、衆議院同様の2回の参考人質疑に加えて、中央公聴会、全国各地での複数回以上の地方公聴会を開催することを保障すべきです。与党による、数を頼りにした「初めに成立ありき」の横暴な国会運営を絶対に許してはいけません。


【3つの行動提案です】

1. 特別委員会の委員に大至急働きかけよう!

2. 自治体で意見書採択、陳情に取り組もう!

3. 特別委員会を傍聴しよう!


1. 何と言っても、特別委員会の委員長や理事、委員への大至急の働きかけが必要です。委員リストを作りましたので、ぜひご活用ください。要請ポイントをとりあえず2つあげておきます。地元からの要請が有効です。

(1)まずは、職権で強引に委員会をセットした中川雅治委員長(自民)と、それを提案した佐藤正久理事(自民)に強い抗議の声を届けてください。

一方、菅官房長官の出席を要求した芝博一理事、福山哲郎理事をはじめ、民主の理事・委員には激励を伝えてください。野党第一党である民主党の頑張りは極めて重要です。

「みんな」の委員には、党の方針に従うのではなく自らの信念に基づいて意思表示をされるよう、ていねいに求めてください。

与党に対しては、参議院らしく慎重審議を貫くよう求めてください。

(2)衆議院では、強行採決前日に福島のみで地方公聴会を開催するというアリバイ作りを行いました。公聴会自体も、一般市民を事実上締め出すなど極めて閉じられたものでした。
参議院は、衆議院同様の2回の参考人質疑に加えて、中央公聴会と全国各地での地方公聴会を開かれた形で実施するよう、要請してください。


【参議院 国家安全保障に関する特別委員会 委員リスト(11月26日現在)】

中川雅治・委員長(自民・東京)
(FAX)03−6551−0904 (TEL)03−6550−0904

佐藤正久・理事(自民・比例)
(FAX)03−6551−0705 (TEL)03−6550−0705

島尻安伊子・理事(自民・沖縄)
(FAX)03−6551−0405 (TEL)03−6550−0405

西田昌司・理事(自民・京都)
(FAX)03−3502−8897 (TEL)03−6550−1110

芝博一・理事(民主・三重)
(FAX)03−6551−0317 (TEL)03−6550−0317

福山哲郎・理事(民主・京都)
(FAX)03−6551−0808 (TEL)03−6550−0808

石川博崇・理事(公明・大阪)
(FAX)03−6551−0616 (TEL)03−6550−0616


猪口邦子(自民・千葉)
(FAX)03−6551−1105 (TEL)03−6550−1105

岩井茂樹(自民・静岡)
(FAX)03−6551−0520 (TEL)03−6550−0520

宇都隆史(自民・比例)
(FAX)03−6551−0516 (TEL)03−6550−0516

江島潔(自民・山口)
(FAX)03−6551−1103 (TEL)03−6550−1103

北村経夫(自民・比例)
(FAX)03−6551−1109 (TEL)03−6550−1109

上月良祐(自民・茨城)
(FAX)03−6551−0704 (TEL)03−6550−0704

佐藤ゆかり(自民・比例)
(FAX)03−6551−0309 (TEL)03−6550−0309

二之湯武史(自民・滋賀)
(FAX)03−6551−0923 (TEL)03−6550−0923

松山政司(自民・福岡)
(FAX)03−6551−1124 (TEL)03−6550−1124

三宅伸吾(自民・香川)
(FAX)03−6551−0604 (TEL)03−6550−0604

大野元裕(民主・埼玉)
(FAX)03−6551−0618 (TEL)03−6550−0618

神本美恵子(民主・比例)
(FAX)03−3508−0010 (TEL)03−6550−1119

白眞勲(民主・比例)
(FAX)03−6551−1116 (TEL)03−6550−1116

藤田幸久(民主・茨城)
(FAX)03−6551−0914 (TEL)03−6550−0914

牧山ひろえ(民主・神奈川)
(FAX)03−6551−1007 (TEL)03−6550−1007

矢倉克夫(公明・埼玉)
(FAX)03−6551−0401 (TEL)03−6550−0401

山本香苗(公明・比例)
(FAX)03−6551−1024 (TEL)03−6550−1024

小野次郎(みんな・比例)
(FAX)03−6551−0620 (TEL)03−6550−0620

真山勇一(みんな・比例)
(FAX)03−6551−0320 (TEL)03−6550−0320

井上哲士(共産・比例)
(FAX)03−6551−0321 (TEL)03−6550−0321

仁比聡平(共産・比例)
(FAX)03−6551−0815 (TEL)03−6550−0815

中山恭子(維新・比例)
(FAX)03−6551−1211 (TEL)03−6550−1211

福島みずほ(社民・比例)
(FAX)03−6551−1111 (TEL)03−6550−1111



2. 自治体の12月議会が始まります。ここで、ぜひ意見書をあげるようにお知り合いの自治体議員に働きかけてください。国会審議が終盤となっており、日程はきついのですが、何とか間に合う(会期延長の可能性も)ところもあると思います。また、意見書採択が難しいところでも、市民から陳情をあげることが出来ます。福島県議会に続くように求めていきましょう。


3. 特別委員会を傍聴して、しっかり監視しましょう。主権者である市民がしっかりと審議を監視することが重要です。また、傍聴が難しい方も、インターネット中継(アーカイブも視聴可能)を見ることが出来ます。


【11月28日(木)】参議院 国家安全保障に関する特別委員会

[12:50〜 理事会]
<質疑 13:00〜18:13(予定)>
13:00〜13:13 衆議院での修正部分の説明(中谷元・衆院特別委理事)
13:13〜13:28(15分) 上月良祐(自民)
13:28〜15:18(110分)    (民主)
15:18〜15:33(15分) 矢倉克夫(公明)
15:33〜16:23(50分)    (みんな)
16:23〜17:13(30分)    (共産)
17:13〜17:43(30分)    (維新)
17:43〜18:13(30分)    (社民)

参議院インターネット審議中継
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

★傍聴を希望される方は、【28日(木)の朝9時30分まで(厳守)】に、杉原までメールか、電話で、【お名前と電話(あれば携帯電話)番号】をお知らせください。(傍聴手続きは、神本美恵子参議院議員事務所にお願
いしています)

そのうえで、28日(木)【13時までに、参議院議員面会所(永田町駅すぐ、参議院議員会館の道路はさんで向かい)のロビー】にお集まりください。

※参議院の傍聴手続きは開会時刻に始まるため、集合はこの時間としています。なお、途中退席も可能です。

  杉原浩司 (E-mail) kojis@agate.plala.or.jp
       (携帯) 090−6185−4407
  
<12・6日比谷野音大集会へ!全国でアクションを http://www.himituho.com/ >
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 04:24 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
市民が甲状せんエコー検査を始めてます。国や行政が動きだすきっかけになれば良いのですが。なかなか。
「関東こどもの健康調査基金」が作られ、甲状せんエコー検査の機械を買いました。主に子どもたち(3.11の時に18歳未満)そしてそのお母さんたちの甲状せんエコー検査が始まりました。検査をしてくださるお医者さんも、スタッフもボランティアです。私もスタッフで参加してます。
10月に茨城県つくば市とひたちなか市、11月には千葉県流山市で実施されました。福島で県が実施している甲状せんエコー検査は本人に写真も渡さず、判定だけを通知するものです。
ところが「子ども健康調査基金」の検査では、お医者さんと直接画像を見ながら説明うけて、帰りにエコー写真(三枚ほど)を受け取れす。次回に検査した時に比べてみることで、自分(保護者)でも変化があればすぐわかるようになっています。また、少しでも異常が見つかれば病院に行って血液検査や心電図検査を受けるようにアドバイスします。

 茨城県高萩市では来年3月まで、希望者に甲状腺超音波(エコー)検査を始めています。検査は無料。しかし一回かぎり、結果は病院では受け取れず、市から通知がくるシステムです。お母さんたちに冷たいやり方です。途中報告が市のHPに載ってます。約1%が要精密検査になっています。大丈夫でしょうか?

*甲状腺超音波検査の実施状況について (2013年11月7日掲載)
 http://www.city.takahagi.ibaraki.jp/news.php?code=1302
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 13:49 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
本日26日「秘密保護法案」委員会&衆議院本会議採決を食い止めよう!行動です。できることにぜひご参加を。
 福島での公聴会をテレビでみました。反対意見ばかり、でも安倍政権は無茶苦茶を平気でやります。メディア報道は弱腰ですし、多くの国民は傍観してます。ケネディ大使やイランの核や尖閣問題に目を逸らし、その隙に「秘密保護法」でしょうか?
なんとか止めたい。私はファックス送ります。
転送です。

---
【本日26日(火)政府与党が狙う「秘密保護法案」衆院委員会&本会議採決を食い止めよう!】

転送・転載歓迎

政府与党は、野党の反対(みんなの党は「円満に」)を無視して、額賀委員長の職権で26日(火)午前9時〜11時に安倍首相出席、NHK中継入りの質疑を強行します。朝8時30分からの理事会で採決するかどうかが協議されます。与党は、委員会採決のみならず、午後にも本会議採決を狙っています。大ピンチにできる行動をすべてやりましょう!

◆以下、4つの行動提案です。ぜひご参加、ご協力ください!
1. 朝8時〜9時、首相官邸前での抗議アピールに集まろう!
2. 正午〜議員会館前抗議、14時〜記者会見、19時〜官邸前抗議へ!
3. 鍵を握る理事たちや維新、みんなにファックスを集中しよう!
4. 9時〜11時の委員会を傍聴しよう!(朝6時30分までにご連絡を)

 -----------------------------------

1.26日(火)朝8時〜9時、首相官邸前での抗議アピールに集まろう!

【ストップ!秘密保護法 衆院通過を阻止! 国会議員は、反対を!】
与党が衆院採決をもくろんでいる26日の朝、国会議員に向けて、「秘密保護法案、あくまで廃案!」を訴える抗議アピールを行います。
出勤前に、ぜひご参加を!
日時:11月26日(火):朝8時〜9時
場所:官邸前
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/1126-265f.html
呼びかけ:秘密保護法を考える市民の会
東京都新宿区下宮比町3-12-302 TEL:03-5225-7213
E-mail:XLA07655(アット)nifty.com ※(アット)を@に変えてください。
携帯:090-8116-7155


2.26日(火)午後「秘密保護法」廃案へ!実行委が緊急抗議行動を呼びかけ!

「秘密法案」委員会採決が濃厚な26日(火)、12月6日に日比谷野音での大集会・デモを準備している「秘密保護法」廃案へ!実行委員会(旧11・21実行委)が緊急の抗議行動を呼びかけています。大変急ですが、この大ピンチに可能な方はぜひお集まりください!

◆12時〜13時 衆議院第2議員会館前:抗議アピール
◆14時〜15時 衆議院第1議員会館 第1面談室:緊急記者会見
◆19時〜20時 首相官邸前:大抗議(人の波で埋め尽くそう!)

http://himituho.com/


3.朝8時30分からの特別委員会理事会で26日に採決するかどうかが決まります。理事たちに大至急、ファックス(あるいは電話を早朝8時まで、あるいはその後でも構いません)を集中してください!

<例えばこんな感じで、ご自分の言葉で。採決反対の野党には「しっかりやれ」の声を>
・「福島公聴会はアリバイですか? 福島の強い反対、懸念の声に向き合ってください。拙速な委員会採決は許されません」
・「日増しに反対が増え、慎重審議を求める声は圧倒的多数です。世論を無視して採決を強行しないでください」
・「福島だけでなく、全国各地で地方公聴会を開いてください。中央公聴会もきちんと行ってください」
・「与党が驕るなら、民意によって必ず裁かれるでしょう。歴史に禍根を残す採決強行は断念してください」

【自民党】
◆額賀福志郎・特別委員長(衆院・茨城):職権で委員会を入れた張本人
[国会事務所]
(FAX)03−3592−0468 (TEL)03−3508−7447
[地元事務所]
(FAX)0299−72−2691 (TEL)0299−72−1218
茨城県行方市麻生3287-32

◆中谷元・自民党筆頭理事(衆院・高知)
[国会事務所]
(FAX)03−3592−9032 (TEL)03−3508−7486
[地元事務所]
(FAX)088−855−7005 (TEL)088−855−6678
高知市介良乙278-1 タイシンビル2階

【公明党】
◆上田勇(衆院・神奈川) 
(FAX)03−3508−3234 (TEL)03−3508−7234

【野党】
◆大島敦(民主/衆院・比例北関東)
(FAX)03−3508−3380 (TEL)03−3508−7093

◆藤井孝男(維新/比例東海)
(FAX)03−3508−3815 (TEL)03−3508−7015

★採決強行に反対する維新の会の態度が問われています。維新の幹部にもファックスを送ってください!(「採決にも法案にも反対を」と。)

【維新の会】
◆松野頼久(国会議員団幹事長)
(FAX)03−3508−8989 (TEL)03−3508−7040

◆片山虎之助(同政調会長)
(FAX)03−6551−0418 (TEL)03−6550−0418

◆小沢鋭仁(同国対委員長)
(FAX)03−3591−2735 (TEL)03−3508−7641

維新の会へのご意見
https://j-ishin.jp/contact/

★委員会採決に反対せず、「円満に」などと与党の横暴に追随するみんなの党の幹部には強く抗議しましょう。

【みんなの党】
◆渡辺喜美(代表/衆院・栃木)
[国会事務所]
(FAX)03−3508−3906 (TEL)03−3508−7426
[地元事務所]
(FAX)0287−36−1455 (TEL)0287−36−3636 
(メール) yoshimi@nasu-net.or.jp

◆浅尾慶一郎(幹事長/衆院・神奈川)
(FAX)03−3508−3521 (TEL)03−3508−7251

◆水野賢一(政調会長/参院・千葉)
(FAX)03−6551−0519 (TEL)03−6550−0519


4.採決目前? 緊迫する26日午前の特別委員会審議を傍聴しましょう!

【11月26日(火)】衆議院 国家安全保障に関する特別委員会

[8:30〜 理事会(採決するかどうかを協議)]
<質疑 9:00〜11:00 第1委員室>
安倍首相出席、NHKテレビ放映
9:00〜9:05 福島公聴会派遣委員からの報告聴取:額賀委員長
9:05〜9:25(20分) 町村信孝(自民)
9:25〜9:35(10分) 大口善徳(公明)
9:35〜10:05(30分) 近藤昭一(民主)
10:05〜10:35(30分) 山田宏(維新)
10:35〜10:49(14分) 畠中光成(みんな)
10:49〜10:57(8分) 赤嶺政賢(共産)
10:57〜11:05(8分) 玉城デニー(生活)

◆NHKテレビで放映されます
◆衆議院インターネット審議中継
→ http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 04:13 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
特別秘密保護法案に反対する集会とデモに参加してきました。修正ではダメ!国民の知る権利が失われます。
21日の夜、日比谷野音で「特別秘密保護法案」反対集会がありました。集会が始まる午後6月30分に少し遅れたのですが、日比谷野音は既に超満員。四千人くらい入っているという話でした。野音周辺はそれぞれに団体ののぼり旗を立てて、びっしりと人が集まっていました。中から話す声は聞こえるのですが、何をやっているかは全然わかりませんでした。
私は「たんぽぽ舎」の皆さんといっしょにデモが始まる7時30分まで、話をしながら待ってました。人はどんどん増えていきました。中に四千人くらい、外にも同じくらいとの話でした。
デモコースは2通り。国会へ向かうコースと銀座コース。私は人通りの多い銀座コースに参加。「特別秘密保護法案を廃案にしろ」「国民の知る権利を守れ」「日本国憲法を守れ」などとシュプレヒコール。いつものデモに比べてやけに早足で、さくさくと歩いて東京駅近くで解散。最後には約一万人がデモに参加したと聞きました、「みんなの党」と「維新の会」は腰砕け、肝心の要の条件をゆるめて妥協したようですが、ダメなものはダメと言わないと日本がダメになります。諦めないでみんなが声を上げてほしいです。
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 08:47 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
関さんの森に隣接する公園について、再度の説明会。原則として大木は残す計画に変更になりました。でも。
 20日の公園説明会についての簡単な報告です。
 公園を造る、二ツ木幸谷土地区画整理事業の担当者のいつもの三人の他に、街づくり課長ともう一人の五人が説明にきました。
説明を聞きに集まったのは、きちんと確認していないのですが、14〜15人ほどの方です。誰だかわからない男の人もいました。どなたか聞きそびれましたが、松戸市側でも、関さんの森側でもない雰囲気でした?
 公園計画の変更内容としては、大木は原則として残す。ただし危ないと言われた(専門家としての公園緑地課長から)2本と平地に生えている竹やトウネズミモチ等を切るそうです。
 切ると言われたの2本の大木は、関さんの森に向かって右奥のスギの木と左側前のムク?の木です。確かに樹勢は衰えていますが、どちらもまだ生きています。近々に倒れるとは見えません。
 そのまま了解はできないので、関さんの森側でも、専門家の意見を聞いてみることになりました。
 
 大木が残るのはうれしいのですが、依然として(平地には砂状の土を敷き詰めて、ベンチをおき、鉄棒とスプリング遊具を設置、水道はつけるがトイレはつくらない。)というので、「竹などを整備するとしても現状のまま生かした自然な公園の方が望ましい」という意見を参加者の皆さんとともに伝えました。

また、「関さんの森協議会」の開催をお願いしました。こういう緑地保全の問題こそ、各課からの責任者が集まる協議会で検討すべきで、街づくり課だけでは話が進まない。2本切るとの判断についても、判断した公園緑地課長が参加しての協議会なら直接説明していただけるので、ぜひ「協議会」を開催してもらいたい。関さんの森からの副会長が要請しているのだが、会長の建設部長が動かない。 ぜひ、街づくり部(街づくり課)から要請していただきたいと伝えました。
なお、18日に行われた埼玉県生態系保護協会に対する説明会は、十年ほど前にあった、関さんの森との境界にあった赤道(あかみち)に生えていた大木伐採(9本の大木が切られて1本辛うじて残り、1本のシラカシが公園用地に移植された)問題の時に、松戸市と二ツ木幸谷土地区画整理組合と埼玉県生態系保護協会との間で取り交わした合意文書(シラカシが移植された公園は森と一体化した形の公園とするという内容を含む)を街づくり課が見つけて来なかったため、延期されています。
その日は、関さんの森の会から3名が立ち会いましたが、協会の担当者が帰られた後に、もし公園にお金を使うなら、公園や森を利用する市民の立場から考えて、トイレが一番造ってほしいものですと要望しました(今日の説明会であっさり却下されてます)。
今回の区画整理事業ではもう一つ公園が造られます。幸谷村の共同墓地(一部福昌寺墓地)と武蔵野線の間の場所です。平な場所は関さんの森隣接公園より広いし、人目につくところなので、ぜひそちらにはトイレがほしいと要望しました。遊具より重要だと思います。
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 08:21 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
Fw:悪法『秘密保護法案』/廃案以外に選択肢なし!20日の委員会傍聴を!21日日比谷野音大集会&デモへ!
 安倍政権は着々と悪い方向に向かってます。国民は騙されっぱなしでよいのでしょうか?『秘密保護法案』飽きれるばかりではいられません。21日(木曜)は日比谷へ行きます。転送です。

---
【廃案以外に選択肢なし! 20日(水)の委員会質疑を傍聴しよう!】
          [転送・転載歓迎/重複失礼]

東京の杉原浩司(「何が秘密?それが秘密」法に反対するネットワーク/
緑の党・脱原発担当)です。

稀代の超悪法「秘密保護法案」をめぐる情勢が動いています。19日(火)に、2回目(最後)の参考人質疑が終わりました。
そして現在、確定しているのは、20日(水)9:30〜12:30の委員会質疑までです。

ここから先は自公の与党側が野党に提案している内容です。まず、21日(木)の本会議後(午後)に安倍首相を入れての2時間程度のNHKテレビ入り質疑を行う、さらに、22日(金)に地方公聴会を行う、というものです。

自民、22日の公聴会提案=秘密保護(11月19日、時事)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013111900890&g=pol

以下の毎日の記事でも、「維新との協議に加え、民主党との協議が始まったこともあり、同法案の衆院通過を22日以降とする方針。自民党の佐藤勉国対委員長は19日の記者会見で「日程は若干、仕切り直しだ。(衆院は)26日まで余裕がある」と述べ、衆院での同法案採決を週明けまで持ち越す可能性に言及した。」とふれています。

<秘密保護法案>衆院通過へ 与党とみんな修正合意
(11月19日 21時51分、毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000106-mai-pol

現在、みんなの党が与党と「修正合意」したことに加えて、与党と維新の「修正協議」も徐々に進展を見せており、民主党も代案を提出したことから、今週中の衆院通過をあえて見送って、より円満な採決環境を整える戦略をとり始めた可能性があります。強引に参議院に送った場合の混乱を回避し、スムーズな審議を確保する狙いです。この場合、1週間程度の小幅延長が視野に入っているかもしれません。

ただし、油断は禁物です。可能性は何とも言えませんが、もしかすると与党は、21日(木)の安倍首相を入れた質疑の終わりに「質疑打ち切り動議」を提案し可決、ただちに委員会採決を行い、翌日22日(金)に本会議に上程し採決するという裏技を使うかもしれないとの見方があります。そこまでするか?という気もしますが。いずれにしろ、情報を注意深く見ていかなければいけません。

「地方・中央公聴会を必ず実現すべき」との声を急いで大きくする必要があるかもしれません。そして、「造反者は除名する」と威かくする渡辺代表に対して、みんなの党の心ある議員の踏ん張りを促しつつ、維新には、いい加減な妥協を許さないというプレッシャーを強めることが必要でしょう。
こうした中で、21日の日比谷野音での大集会とデモは、ますます重要な位置を占めていると思います。

【引き続き:みんなの党の国会議員に要請を!】
http://bit.ly/1alJlwE

【大緊急】みんな、維新に今すぐ要請を!秘密法で妥協するな!
http://bit.ly/18kK4xN

そして、大詰めの委員会質疑を傍聴して、しっかり監視しましょう。20日も積極的な傍聴を呼びかけます。

【11月20日(水)】衆議院 国家安全保障に関する特別委員会
[9:10〜 理事会]
<質疑 9:30〜12:30>

9:30〜9:50  池田道孝(自民)
9:50〜10:10 辻清人(自民)
10:10〜10:30 中山泰秀(自民)
10:30〜11:05 長島昭久(民主)
11:05〜11:40 丸山穂高(維新)
11:40〜12:00 畠中光成(みんな)
12:00〜12:15 赤嶺政賢(共産)
12:15〜12:30 玉城デニー(生活)

◆衆議院インターネット審議中継
→ http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php


  
  <11・21日比谷野音大集会へ! http://www.himituho.com/ >

特定秘密保護法案:「何が機密かひみつ」 市民団体、廃案訴え
(11月19日、毎日夕刊)
http://mainichi.jp/shimen/news/20131119dde041010036000c.html

◆20日の15時〜17時には議員回りも行われます。こちらにもぜひ!
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/500stop-1111-e2.html
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 03:13 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
関さんの森の景観が危ない!その2★隣接する公園予定地の大木の伐採をやめて、大木を生かした公園を!
 みなさんのおかげで、関さんの森の隣の公園予定地の大木について「残してください。」の声が松戸市に届いているようです。
 20日(水)に松戸市街づくり課担当者が、再度の説明に関さんの森にくることになりました。午前10時からです。
内容については全くわかりません。何本かの大木を残すというのか?工事を始めるというのか?

 1日の見学会にお出でいただいたみなさんにも呼びかけていますが、新たにお出でいただける方でも、ご都合の良い方のご参加歓迎です。
 9時30分に来ていただければ現場もご案内いたします。関さんの家の新しい門の前にお越しください。
公園予定地の詳しい情報は、以下の関さんの森ブログに載ってますのでご覧ください。
http://www.seki-mori.com/

posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 05:13 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
伐採されたら関さんの森の景観が変わります。無駄な伐採は止めて、大木を生かした公園をお願いします。
SH3H02100001.jpg
 1日に実施された関さんの森隣接の「公園予定地見学会」には、合わせて13人の方にご参加いただきました。公園予定地の大木(アカカシとシラカシ)を伐採すると里山としての景観が失われることが良くわかっていただけました。写真の住宅の背景左側に見える大木が伐採の対象です。市長にも一目見てほしくて要望書をだしました。
松戸市公園緑地課(市役所TEL/047ー366ー1111)に大木を生かした公園にするように意見を伝えてください。
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松戸市長
本郷谷健次様

関さんの森を育む会

関さんの森エコミュージアム


「幸谷特別緑地保全地区の保全について」
〜隣接する公園の樹木のご視察をお願いします〜

 昨年1月開催の「ケンポナシ移植イベント」の際には、ご出席いただきありがとうございました。まだ安心はできませんが、今年は少しだけ花が咲き実がなりました。
 また、この3月には関さんの森を「幸谷特別緑地保全地区」へ指定していただき感謝にたえません。私たちは関さんの森が「幸谷特別緑地保全地区」として相応しい緑地となるように森の維持管理に努力を重ねております。
 ところが突然、隣り合わせた二ツ木幸谷土地区画整理事業担当者より樹木を伐採しての公園が計画されていると説明があり大変驚いています。
 この公園用地はかつて、関さんの森より組合へ要望書を出させていただき、関さんの森を保全するためにも、事業経費の節約(造成費用がいらない。元の公園用地は高く売却できる等)にもなることから、わざわざこの隣接地に事業計画を変更して移された公園用地です。
 最初は伐採と聞いていたシラカシの大木(赤道:あかみちから公園用地へ移植された樹木です。)はそのまま残すと計画を変えたと伺い、大変うれしくお礼を申し上げる次第です。
 問題は公園用地に生えているものの、関さんの森とともに里山景観の一部を形成している、崖の縁に並んだ10本ほどの樹木です。中には樹齢100年もの大木もあります。伐採して公園をつくるのではなく、そのままの里山景観を利用した公園を造るようにお願いいたします。
これらの樹木をお金をかけて全て伐採し、深い根まで掘り起こし平らな更地にしハナミズキなどを植えるという公園計画は、「松戸市みどりの市民憲章」からは程遠いものといわざるをえません。
  今回の公園計画については、既に計画ができ上がった段階での説明会でした。この事業は組合施行によるものですが、組合による事業であっても周辺地域との調和のとれたまちづくりが求められています。
 その上、この事業には松戸市が深く関わっています。当初より松戸市の職員(まちづくり課:元は都市整備課)が多数派遣され継続して事務局を担っています。そして、この公園は土地区画整理事業で造られますが完成後は松戸市に移管されます。松戸市の公園として管理されますので、公園緑地課との相談で造られる公園です。
 また、昨年9月、関さんの森を通る新設市道が開通しました。この道路の開通にあたり、松戸市と関さんと「関さんの森を育む会」と「関さんの森エコミュージアム」そして「埼玉県生態系保護協会」とで、関さんの森の緑地を永続的に後生に伝えていくために、『関さんの森の緑地保全に関する協議会』を開催し話し合いを続けてきました。しかし、先日の協議会の場では、この公園の話も、これらの樹木伐採の話も出されていません。
 これまで松戸市は関さんの森を「特別保全樹林」として保全してきましたが、この3月からは「都市緑地法」に基づく「特別緑地保全地区」に指定し、より一層の保全を決めています。しかし、これらの樹木が伐採されたら、この「特別緑地保全地区」(指定のために環境調査を実施)としての関さんの森の価値が低下することは明らかです。
 そこで、問題になっている公園予定の現地のご視察ぜひお願いします。実際の風景をご覧いただければ、すぐにご理解いただけると思います。貴重な緑地ですが小さい場所なので一目でわかります。時間はかかりませんので、どうぞよろしくお願いします。緊急な話とうかがっておりますので、早急にご視察をお待ち申し上げております。
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 05:21 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
山本議員の手紙手渡し事件:マナー違反とルール違反は違う&象徴天皇制なのに&園遊会とは公式行事なのか?
 放射能管理区域でも許されないような高い放射線地域、法律違反の地域に人々が住んでいること。特にこども達がその被曝地に住んでいることには心が痛いです。国家による棄民政策だとも思います。一万や二万のこどもの健康や命など経済成長の犠牲にして構わないと考えているとしか思えません。暴力的でないなら、あらゆる手段でも使ってなんとかしたいとの思いが山本議員を今回の行動に駆り立てたのだと思ってます。 

『緑の党グリーンズジャパン』のメーリングリストにも、様々な意見が送られてきます。弁護士の澤藤統一郎さんの考え方が理論的で納得できました。ご紹介します。長文です。
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澤藤統一郎の憲法日記

「敢えて山本太郎を擁護する」

 天皇に文書を手渡した山本太郎議員に対するバッシングは、はからずも現代における天皇制の実像を可視化するものとなった。
 天皇の神聖性を傷つける山本の行為をタブーに触れたとする攻撃は凄まじく、法とは乖離した象徴天皇制の体維持圧力の危険を露わにしている。改めて、象徴天皇制のもつ本質的な危険性を指摘せざるを得ない。その文脈で、私は敢えて山本太郎を擁護する。

 本日(11月1日)自民党の脇雅史参院幹事長は党役員連絡会で「憲法違反は明確だ。二度とこういう事が起こらないように本人が責任をとるべきだ」と要求したと報道されている。
ほかにも、下村博文文部科学相は「議員辞職ものだ。これを認めれば、いろんな行事で天皇陛下に手紙を渡すことを認めることになる。政治利用そのもので、田中正造に匹敵する」と批判。
公明党の井上義久幹事長は「極めて配慮にかけた行為ではないかと思う」、
同党の太田昭宏国土交通相も「国会議員が踏まえるべき良識、常識がある。不適切な行動だ」。
古屋圭司国家公安委員長は「国会議員として常軌を逸した行動だ。国民の多くが怒りを込めて思っているのではないか」。
新藤義孝総務相は「皇室へのマナーとして極めて違和感を覚える。国会議員ならば、新人とはいえ自覚を持って振る舞ってほしい」。田村憲久厚生労働相は「適切かどうかは常識に照らせばわかる」、稲田朋美行政改革相は「陛下に対しては、常識的な態度で臨むべきだ」と不快感を示した。民主党の松原仁・国会対策委員長までが、「政治利用を意図したもので、許されない」と批判。興味深いのは、日本維新の橋下徹大阪市長。他人のこととなれば、「日本国民であれば、法律に書いていなくても、やってはいけないことは分かる。陛下に対してそういう態度振る舞いはあってはならない。しかも政治家なんだから。信じられない」と遠慮がない。
安倍晋三首相も周囲に「あれはないよな」と不快感を示したという。自民党の石破茂幹事長は記者会見で「見過ごしてはならないことだ」と言明。谷垣法相も「天皇陛下を国政に引きずり込むようなことにもなりかねない」と懸念を示した。不快、批判、懸念のオンパレードだ。

 各政治家の口から出ているのは、良識・常識・マナー・配慮、不適切などの曖昧模糊とした感情的語彙のみ。論理を語る者がいない。比較的正直なコメントが、「陛下に対してそういう態度振る舞いはあってはならない」という、「天皇ハ神聖ニシテ侵スベカラズ」感覚のホンネ。そして、「天皇の政治利用」あるいは、「天皇を国政に引きずり込むようなことにもなりかねない」とさすがに断定を避けた歯切れの悪い物言い。これも、なぜそうなるのかに切り込んでいない。

ハッキリしておこう。マナーとルールとは、まったくの別物だ。山本の行動をマナー違反と誹るのは、表現の自由に属する。山本も国会議員である以上、批判の言論に曝されることは覚悟しなければならない。
しかし、山本の行為をルール違反として制裁を科することには慎重でなくてはならない。「憲法違反は明確だ」という批判には、批判者の責任が生じることを覚悟しなければならない。

山本の行為は、明仁という個人に話しかけ文書を手渡した私的行為であるか、天皇という官署に請願をしたかのどちらかである。どちらであるかは、園遊会という行事の憲法上の位置づけと関わる。

園遊会が私的な行事だとすれば、客として呼ばれた山本が、ホストと会話を交わし私的な文書を手渡したというだけのことに過ぎない。ルール違反の問題は起きようもない。

園遊会が公的な行事だとすれば、山本が会話し文書を手渡した相手は官署としての天皇だったことになる。天皇宛に手渡した文書の内容に、「損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項」に関する要請が含まれているとすれば、天皇に対する請願権の行使となる。
憲法16条は、「何人も平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。」と明記する。ちなみに、大日本帝国憲法ですら、こう定めていた。「第30条 日本臣民ハ相当ノ敬礼ヲ守リ別ニ定ムル所ノ規程ニ従ヒ請願ヲ為スコトヲ得」。

請願権の行使先に天皇が含まれることは自明であって、請願法はこの旨を明記している。また、山本が平穏に請願権を行使したことに疑問の余地はない。
ならば、「何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない」というのがルールである。まさしく、憲法は請願権の行使に対するバッシングがあり得ることを危惧し、請願を封殺することがないよう配慮して差別待遇を禁じているのである。

もっとも、現行請願法3条は、「天皇に対する請願書は、内閣にこれを提出しなければならない」とする。本来は内閣に提出することが筋ではある。しかし、同法第4条は、「請願書が誤つて前条に規定する官公署以外の官公署に提出されたときは、その官公署は、請願者に正当な官公署を指示し、又は正当な官公署にその請願書を送付しなければならない。」と救済規定を置く。あくまで、請願を実効あらしめようという配慮なのだ。
そして、同法第5条は「この法律に適合する請願は、官公署において、これを受理し誠実に処理しなければならない。」と定める。天皇は、請願書を内閣に送付し、内閣においてこれを受理し誠実に処理しなければならない」のである。

要約して言えば、園遊会が私的行事なら私人間における言論の授受に何のルール違反もなく、園遊会が公的行事なら山本の天皇宛の請願権の行使は内閣において誠実に受理し処理しなければならない。請願は平穏になされなければならないが、「畏れ多い」だの、「陛下にたいしてやってはいけない」などと言う情緒的理由による制約は憲法上あり得ない。
請願法は、憲法と重複する規定として「第六条 何人も、請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。」と定めている。これに反して、参議院が、憲法と請願法を無視して、山本議員に対する制裁を科すようなことがあってはならない。

再度確認しておきたい。マナーは曖昧なものである。批判者が勝手に「これがマナーだ」と決めつけて、その基準でマナー違反を批判することが可能である。しかし、当然のことながらマナー違反に違反者の権利や資格を剥奪する効果はない。たいして、ルール違反には、何らかの実効的な制裁がともなう。したがって、ルールは一義的に明確なものでなくてはならない。

 今のところ、山本に対するルール違反の明確な指摘はない。ただただ、曖昧な感情的批判が積み上げられているだけ。その非理性的な情緒的批判の集積が巨大な社会的圧力となり、マナーとルールの壁をも突き破りかねない。ここに危険な天皇制の本質を見る思いである。山本に対するバッシングの付和雷同を看過してはならない。
(2013年11月1日)
posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 17:40 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
(メール転送です) 明日5日まで、文部科学省がパブコメ 募集中「今後の地方教育行政の在り方について」
 いろいろな方面で、安倍首相のおかしな改革が進んでいます。
転送です。

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大阪市の教育行政をみれば一目瞭然です。教育委員会制度をどういう経過でつくられたか.歴史を振り返りながら考えて行くことが必要かと思います。
「教室から戦争は始まる」と言っていた人もいます。
転送です。ご記入を!
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文科省は教育委員会制度改革についての中央教育審議会の審議経過報告に対するパブリックコメントを募集しています。
募集期間は10月16日〜11月5日の20日間です。

このパブコメ募集に気がつくのが遅れたためにお知らせが遅くなりました。
中教審の教育委員会制度改革の中間まとめのA案、B案ともに、首長に教育行政の権限を集中するものであり、反対意見を沢山送る必要があります。
下記の文部科学省のHPに意見提出のフォームがあります。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000660
&Mode=0

意見は2000字以内となっています。

[箇条書き短縮案]

教育委員会制度の形骸化などが指摘されているが、なぜそうなったのかをきちんと分析することからはじめるべきである。そうしなければ根本的な改革案は出てこないはずである。

A案、B案ともに、教育行政の権限を首長に集中させることは、教育の政治的中立という大原則を壊すことになるので反対である。むしろ公選制の復活も含め、教育委員会をもっと活性化させる方策を考えるべきである。

教育に対する国の責任をはたすという名のもとに、中央政府の権限を拡大することには反対である。

教育現場の士気を高めるという名目で、教員個々人への評価とそれによって処遇に差別をつけることは反対である。もっと学校の中での教職員の協力関係を強め、相互の情報共有や学びあいを深めることこそ重視すべきである。

教員評価も学校評価も、どういう機関がやるのか、どのようにして公正性が確保されるのかがわからない。このようなやりかたでは、かえって弊害がおこるのではないか。

地域とともにある学校づくりが強調されているが、学校とともに教育を支えるどんな組織づくりをするのか、はっきりしない。本当に子どものためになる学校づくりとはどういうことなのか、もっと時間をかけて論議を深めるべきである。


★下記に、2000字の反対意見案を個条書き案を添付します。
これを参考にぜひ意見を送付してくださるよう要請します。

子どもと教科書全国ネット21
Children and Textbooks Japan Network21(CTJN21)
E-mail kyokashonet@a.email.ne.jp
HP http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/
テル:03-3265-7606 Fax:03-3239-8590


●「今後の地方教育行政の在り方について」パブリックコメント案
 「経過報告」では、現在の教育委員会制度について、教育行政における責任の所在の不明確さ、教育委員会審議の形骸化、危機管理能力の不足が課題として指摘されている。たしかに教育委員会の形骸化は事実といえるが、その原因は、根本的には教育委員の公選制が首長の任命制に改められたところから発生している。その結果、地域住民の意思をふまえ教育の改善向上に熱意をもってとりくむ人が選ばれるよりは、首長に近い人々が名誉職的感覚で選ばれる事例が少なくない。住民の意思をバックに熱意ある人々が教育委員に選ばれるならば、教育委員会が地域でもっと実際に機能したのではないか。
 教育行政の責任は、現行法制上、教育委員会にあることは明確であり、形骸化を克服し教育委員会が実際に機能するよう改善すれば、責任の所在が不明確になることはないはずである。そうなれば危機管理の点でも十分機能するといえる。
最大の問題は、この間の審議のなかで、形骸化という現象をとらえるだけで、形骸化がなぜおこったのかについての深い分析が全く行われていないことである。教育委員会の今後の在り方について論ずるならば、まず形骸化の原因の分析からはじめるべきであって、それなしに対応策を考えるのであれば、そこからは現象に対する表面的な対応しか出てこない。これでは問題の根本的解決にはならない。
したがって「教育委員会制度の在り方」についての提言は、A案にせよB案にせよ、若干の違いはあっても、要するに教育行政の権限を首長に集中することによって現状の問題を解決しようとする考え方となっている。問題の根本をみないこのような改革の方向は、決して現状の問題点を解決することにはつながらない。
しかもこのような改革の方向は重大な問題をはらんでいる。戦後日本の教育制度の在り方は、過去の戦争への反省、とりわけ教育が誤った戦争の遂行に国民を動員するうえで大きな役割をはたしたことへの反省から出発している。そこで、日本国憲法の精神をふまえ、戦争をふたたびくりかえさないために、政治が教育を動かしてはならない、とくに中央政府が全国の教育を一律に統制してはならないということを大きな原則としてきた。すなわち教育の政治からの独立と、教育の地方分権の原則である。今回提起されている改革案は、この二つの原則を根底から壊すものであり、教育行政の権限を政治権力、とくに中央政府に集中させるものであって、絶対にやってはならないことといわなければならない。
教育委員会制度も含むあるべき教育制度改革の方向は、この戦後教育の二つの原則をしっかりと守り、その原則を具体化するためにつくられた教育委員会制度をふたたび活性化させるための方策を考えるところから出発しなければならないと考える。

「教育現場の士気を高める方策」として、教員評価を処遇に反映させる制度の構築だけがとりたてて強調されているが、それはきわめて一面的な誤った方策といわなければならない。学校教育の成果は、教員個々人の資質・能力の総和だけによって生まれるものではなく、教職員相互の協力関係、そのなかで生まれる専門的知見や技能、子どもや地域の状況についての情報の共有、それにもとづく相互の研鑽の深化などによって大きく左右されるのであり、改革の方向としては、その点をいかに充実させるかということこそ、まず第一に重視すべきである。教職員一人ひとりを個別に分解させたうえでの評価と処遇の差別化は、むしろ学校全体の教育力を低下させることになりかねない。
また、教員評価にしても学校評価にしても、どのようにして公正性が担保されるのかが何も明らかにされていないなかで、まず評価ありきということでは、かえって弊害をもたらすことになる。

posted by 武笠紀子(むかさのりこ) | 14:11 | - | comments(0) | trackbacks(0) |