マイナンバーカードは受け取らない。or、鍵をかけて仕舞っておくこと。
2015.10.09 Friday
今年の松戸市消費生活展の講演会のテーマはマイナンバー制度「いよいよ始まるマイナンバー:生活者・事業者の対策について」でした。ちょうど、世間の関心が向いたところであったためか、広報まつどに掲載してから2日で申し込み定員(約70名)に達したそうです。
参加者はいつものように高齢の方が多かったですが、質問をしている内容を聞いていて、マイナンバーが良く分からない?もらってもどうしたらよいか困っていたのだと思いました。
講師の先生のお話をまとめると、マイナンバーは三つの場合にしか使われない。税金徴収と社会保障と災害補償だけ。今のところ他には使わない。大事なことは、個人情報が漏れるといけないので、マイナンバーカードは持ち歩いてはいけない。できたら鍵がかかる所へ仕舞っておくこと。麻生さんが言った消費税還元のためにマイナンバーカードを使って買い物をする制度はまずやらない。必ず見直される。じゃあ、麻生さんは何であんな馬鹿なことを言ったんだ!再任で、まだ大臣を続けているぞ❗
また、お店や会社を経営していると、税務署からの指示で従業員のマイナンバーを提出しなくてはならない。しかし、制度に反対の人が自分のマイナンバーを教えてくれなくて全員分を揃えて出せなくても、マイナンバー制度がうまく稼働していけば3年目には、他からの情報で税務署に分かるので催促されなくなる。だから3年待てばよい。だったら、国民に手間をかけさせないで、役所のなかで進めたら良いのに????
ということは、マイナンバー制度に反対してカードを返してもパフォーマンスになるだけ・・・らしい。要らないと言ってもマイナンバーは付いてしまったので、そのうち行政内でやり取りして、全ての行政機関で知られてしまうとのことです。
この間、聞いた話ではマイナンバー制度は問題だらけ!職員のうっかりミスや金目当ての情報流出、「なりすまし詐欺」や「マイナンバー詐欺」の被害は続出すると予想されてます。すでに「金庫押し売り詐欺」が出たとの話。今日のワイドショーでは、「マイナンバー詐欺」が出てきて、マイナンバーを聞き出すのではなく、マイナンバーに託つけて生年月日・住所・電話番号等の個人情報を集めているらしいです。
今回の講演会の講師は、JIPDEC(一般財団法人、日本情報経済社会推進協会)のマイナンバー対応プロジェクト室の方でした。マイナンバーが届く、今になってマイナンバー制度を説明して歩いているのでは、後手にまわっているとしか言えないでしょう。
マイナンバーも「安部政権」の「無理を通せば道理が引っ込む」理論で押し通そうと言うものの一つですが、混乱が起きそうな気がします。 あの「住民基本台帳カード(住基カード)」は普及率わずか5、5%でしたが、写真つきマイナンバーカードを作ると返却だそうです。ただし、住基番号(住民基本台帳番号)は止めることはないそうで、住基番号が基になってのマイナンバーだそうです。そして、住基番号が【見えない番号】だったのと反対に、マイナンバーは【見える番号】なので、そのぶん情報流出については、かなり危ない制度ですので、他人に知られないように仕舞っておくしかないようです。
ちなみに、政府マイナンバー・コールセンター
電話番号:0570ー20ー0178
9:30〜17:30(平日)(土日・祝日・年末年始はお休み)